Windows10が遅くてパソコンが使い物にならないと感じたときの対策2点。
今回の内容は、タイトルの2点です。
1.インデックスをやめる
メインドライブを表示させ、表示上で右クリックすると一番下あたりに「プロパティ」がありますので左クリックします。すると下記の表示が出ます。
画像にあるチェックボタンが初期状態ではチェック表示になっていますので、チェックを外してインデックス作成をやめさせます。
この機能は、常時インデックスを作成し、検索が素早く行われるようにするというものです。
インデックスは、ストレージアクセスが頻繁に行われます。また、それに伴ってCPUも使用します。常時バックグラウンドでその動作をしているので非常に動作が遅くなります。
インデックス機能を外すメリットは、 常時バックグラウンドで行われるインデックス作成作業をやめさせることで、ストレージとCPUを解放することです。バックグラウンド作業が劇的に減るため、動作が軽くなります。
デメリットは、インデックスがないので検索が遅くなることです。1日に何回も検索しない場合は動作が速い方のメリットが遙かに勝ると思います。
ノートパソコンなどの遅いハードディスクで特に有効な方法ですが、eMMCやSSDのノートパソコンでも十分有効です。
私はデスクトップを含めてすべてのパソコンで切っています。新品で高性能なパソコンを購入したのに何でこんなにもっさりした動作なのかと疑問に思うと、大抵はインデックスが原因です。
CPUとストレージ性能が有り余っているデスクトップなら必要ないかもしれません(そういう人はこんなページは見ませんね)。
2.パフォーマンスオプションを切る
「パフォーマンスオプション」が表示されるので、適当に必要なさそうな機能を切るだけです。
結構項目があり、見た目はあまり変わらないのに動作をもっさりさせている項目があります。また、わざと窓を最小化するのをゆっくりとさせる動作もあるため、切るとキビキビと動くようになります。
なお、透明化などを切ると多少は軽くはなりますが、Windows95時代みたいな表示になりますので程々に。効果がありそうな項目だけを切れば十分だと思います。
1.と2.の両方を全て切ってもなお遅いWindows10パソコンはお手上げです。私の手持ちでは、lenovoのThinkpad Edge E135がお手上げ状態です。名前の通り発売時から崖っぷちな性能のパソコンでしたが(Edgeはそういう意味じゃないって?)、SSDに換装してもどうにもなりませんでした。
Thinkpad Edge E135は、2012年のローエンドモバイルノートですから、それよりも性能が良いWindows10パソコンなら望みありです。