PanasonicのLet's note CF-SZ5の換装が今回の話題です。
(追記2021/11/6)画像が見つからないのでなくてもわかるように若干書き直しました。
実は、この機種を購入するのは2度目です。1度目はハードディスク(以下HDD)からSSDに換装するのに、「小は大を兼ねる」ということでm.2のSSDにしようとして失敗しました。
今回も書きますが、HDDモデルのレッツノートにはm.2の端子はありません。逆に、m.2モデルのレッツノートにはSATA端子がありません。つまり、
m.2モデル→m.2 SSD (切り込みが2本のSATA接続のm.2SSDが対応品です。切り込みが1本の高速なMVMeのm.2は使えませんし、そもそも差すことができません)
が必要ということです。m.2(serial接続)を2.5インチSATAに変換基盤を用いてHDDモデルのCF-SZ5で利用することはできますが、微妙に挙動がおかしいのでお勧めしません。ということで、今回は2.5インチSSD(Crucial MX500 500GB)への換装です。
■換装の手順
まず電池を外します。
次にねじを外します。ねじは十数本で4種類あります。わからなくなると大変ですから絵を描いた紙にでも張り付けましょう。私は2度目なので横着をしました。
機種名や警告の印刷横のプラスチックキャップのねじを外す必要はありません。
少々見えづらいですが、青、緑、赤、その他でねじの種類を示してみました。わからなくなった方はご参考に。写真がないので参考になりませんが4種類を区別しておきましょう。
右下に見えるのがHDDです。外すと以下の状態になります。DVDドライブの真ん中あたりの左側に見える痕跡がm.2 SSDの用の端子跡です。m.2端子を半田付けできれば搭載可能かもしれませんが、難易度が高い割に得るものは少ないので素直にSATAのSSDにしておきましょう。どのみちこの機種のm.2はMVMeではなくSATAなので、500MB/s止まりです。2.5インチSATAのSSDと性能的には変わりません。若干軽くなる程度の違いだけです。HDDは写真がなくてもわかるでしょう。それを交換するわけです。HDDモデルのm.2HDDの端子は痕跡だけです。m.2モデルはSATAが痕跡だけです。だから、元々のストレージデバイスと同形状のSSDにしか交換できません。
先に中身の比較です。右の写真がHDDとSSDの比較です。HDDとSSDで重さは全然違いますが、どちらも厚さ7mmです。ですから、crucialのパッケージに入っていたスペーサーは必要ありませんでした。
コンパクトなパッケージです。メール便で届きました。
スペーサーが見えます。これは9mm厚でないと隙間ができてしまう場合に用います。
このあたりは写真がないのでなんのこっちゃですね。crucial、samsungあたりのちょっと高いキャッシュ付きモデルにしておくと安心という話です。お勧めは。Panasonic CF-SZ5 HDDからSSDへ換装(2)にありますのでよろしければご覧ください。
HDDのスポンジ付きプラスチックカバーを抜くことができますから、カバーを抜き、SATA端子を抜きます。逆の手順でSSDをはめ込みます。この写真は換装後のSSDです。
蓋を戻して動作確認後にねじを締めて完了です。私は2度目なので動作確認を除けば10分くらいでした。不慣れでも30分といったところでしょう。
購入時からHDDの調子が悪かったのか、激遅でしたが、換装でストレスがなくなりました。