ユニバーサルスタジオ(USJ)の太陽電池ライトのインチキのお話
何年前かはすでに不明ですが、ユニバーサルスタジオジャパン(Universal Studios Japan, 以下USJ)に行ったときのお土産がありました。写真を見ていて気づきましたが、studiosで複数なんですね。
今日はその太陽電池ライトの問題点のお話です。
SPACE FANTASYのロゴ入りライトじゃないかと思われるでしょうが、その通りですね。100均にも売っていそうなライトですが、500円だったと聞いています。残りの400円弱はのれん代と塗装代でしょう(お土産なのでそれは構わない)。
裏面を見るとこんな感じです。年季が入っていますが、太陽電池になっているように見えますね。
何が問題かって?
このライト、半年くらいで点灯しなくなったのです。
だったら直すほかないねということで、当然分解します。
意外と充電・放電の仕組みは難しいので、どんな回路なのか楽しみです。
思いの外、シンプルです。白色LEDが3個とスイッチとキャパシタでしょうか?
「キャパシタの容量でも見るか」と裏面を見てみました。
びっくりです。キャパシタでもニッケル水素電池でもありません。「リチウムバッテリー」と書かれているではありませんか。ちなみに2016規格です。
そりゃ、電池が尽きたら点灯しないよね。
よくよく見ると、太陽電池だと思っていた「模様付きガラス板」には配線が繋がっていません。単なるボタン電池のライトでした。
購入時に「太陽電池ライト」と明記していなかったかも知れませんが、ただのボタン電池のライトを太陽電池に見せかけて販売するのはどうかと思います。
USJが確信犯なのか、業者にだまされただけなのかはわかりませんが、販売するなら品質管理体制を見直した方が良いんじゃないでしょうか。